彦次郎

007/ダイ・アナザー・デイの彦次郎のレビュー・感想・評価

007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)
3.3
北朝鮮での任務で監禁されたことで機密事項漏洩の疑いから00ナンバー剥奪されたジェームズ・ボンドが誇りとナンバーと仕事を取り戻しに行くシリーズ第20作。美酒と美女にありつける上に殺しの許可証がある仕事はどこのハローワークに行っても見つかりそうもないので当然の動機でしょうがMやQのみならず他の組織も力になってくれる辺りはご都合主義…もとい彼の人徳なのかもしれません。
ボンドガールには初の黒人のハル・ベリーを起用するとかが普通は作品上の冒険でしょうが今作では北朝鮮の軍人を悪党に据えるという益荒男ぶり。案の定公開後に北の国から批判を浴びることとなりました。
人種変換だったりステルスカーを無理くり活用したりと荒唐無稽な面が目立ちますが娯楽作としては楽しめました。
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