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007/ダイ・アナザー・デイのLEEのレビュー・感想・評価

007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)
3.8
007、20周年記念の一本
そういえば昔途中で見るのをやめたきり見てなかったなと言う事で鑑賞
ケネスツァンが出てたのにはびっくりした笑



ストーリーはまぁ007らしいぶっ飛んだ感じで粗もチラホラ見えるけどまぁまぁ楽しめた
それと20周年作品ということもあって過去作のオマージュシーンも沢山ありそれを見つけるのも楽しい
しかし、なんか見終わった後つまらなかった訳じゃないけどこれは007というかハリウッドスパイアクションって感じが強いなぁと感じてしまった
多分その理由としては主にCGにあると自分では思っている
20世紀最後に映像革命が起こり、そこから映像の表現の幅が広がった
本作もその例に漏れず沢山CGのカットを使っている
もちろん本作より前の作品やダニエルクレイグの007もCGを使っているんだけど、本作は今までおバカかもしれないけど実際にやっていた事を全てCGで済ませてしまっているので映画全体が歴史あるシリーズなのに薄っぺらく感じられてしまっていると感じた
公開当時は最新の技術だったのかもしれないけども、今見るとやっぱり粗が目立ちやはりCGは鮮度が低い、逆にいえば生身の迫力はいつになっても衰えないなと感じさせられた


それと本作はハルベリーが凄く良かったです
男性優位な映画と見られがちな007だけど、性的な魅力以外も備えた女性キャラも沢山いるなと再確認させられた(まぁハルベリーはセクシーだけど!それ以外のスパイとしての魅力もあるってことね


悪くはないけど…な一本
カジノロワイヤルで路線変更したのもなんとなく伺える一本でもあった
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