上海十月

旅の重さの上海十月のレビュー・感想・評価

旅の重さ(1972年製作の映画)
3.0
高橋洋子と秋吉久美子のデビュー作。オープニングで「わたしは今日まで生きてきました」が流れこの曲本作の主題歌だったのだと初めて知る。このオープニングがとにかく最高で高橋洋子の初々しい感じが映える。斎藤耕一監督は、スチールカメラマン出身だからこういうのが得意。途中に挟み込まれる大人の嫌らしい姿が展開していく。斎藤耕一監督は、清々しい映像とエグい内容の繰り返しが流儀なんだなぁ。「津軽じょんがら節」が集大成ですね。三國連太郎の本作観てたら今の佐藤浩一にそっくりなんで驚く。何にも解決にならないが当時の風潮では高橋洋子は、かっこいいのかもしれない。あんまり納得できませんけどね。
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