ナカザワ

旅の重さのナカザワのレビュー・感想・評価

旅の重さ(1972年製作の映画)
4.1
全編通して家出少女が母に宛てた手紙をモノローグにしているので、常に母の存在がそこにあり主人公の少女性が際立つ。そして最後はちょっとだけ垢抜けた笑顔で締めくくり。

水浴したり身体拭いたりで男も女もやたらと脱ぎ脱ぎ。高橋洋子は水も弾くようなピッチピチの肌でもちろん可愛いんだけど、どちらかといえば高橋悦史や三国連太郎(背中に和彫!)のおじさま素肌に惚れ惚れ。
旅芸人お姉さま横山リエとの女同士の絡みは、唐突だけど情緒的でめちゃ良。いちばん好きなシーン。

それにしても、ひとり旅いいなぁ。歩き続けるのは疲れるけど、知らない田舎の駅で降りて山とか海とか散歩したいな〜