るい

旅の重さのるいのレビュー・感想・評価

旅の重さ(1972年製作の映画)
3.8
最近やたら吉田拓郎さんの曲を垂れ流してる時がある
なんか落ち着いて寝れるんだ‥‥🫠
なんだこいつ(笑)🤣🤣🤣
やべぇ一回寝落ちした🤣🤣🤣
ってことで、拓郎さんの「今日まで、そして明日から」を印象的に使う、高橋洋子さん(「残酷な天使のテーゼ」歌ってる人じゃないよ)主演の放浪記映画
主人公が、グッチャグチャで窮屈な家庭環境に嫌気をさし、お母さんに書き置きを残して、急に四国のお遍路さんを始めるっていう話なんだけど、とにかく主人公が16歳って設定に無理あるだろうってくらい、16歳にはまず見えない🤣🤣🤣オープニングの他人の畑からトマト盗んでリアルに可愛さとか意識しないで全力疾走する様がやたらと健康的だったり、仰向けで寝転がるその撮り方から漂う生々しい色気というか、なんだろ、エロ映画にも捉える作品なのかな
とにかく天真爛漫に映る彼女の姿がお世辞抜きで綺麗なんだよな😍
とにかく明るく振る舞ってるんだけど、この子の抱える闇が計り知れないというか、なんか謎な子なんだよな、素晴らしいのはそんな謎の子に対して分け隔てなく、暖かく接してくれる、旅の先々で出会う人達、時には家に泊めてくれたり、時には同じお遍路さんと出会い交流したり、なんだろう、心が洗われる気がした🙏
交流はヒヤヒヤなデンジャラスな面も、痴漢に飯を奢らせたりね
そしてまた展開は急に、旅芸人一座に魅せられた彼女は彼らと行動を共にすることに‥‥
そこで展開される、複雑な愛の絡みというか、悩み、葛藤、エロスってすごいな
っていうか座長が若き日の三國連太郎さんなんだよな、若き日だから当たり前だろうけど
見た目がもろ、佐藤浩市さん🤣
過酷な旅、死にかけて、魚の行商に助けられて2人暮らし、求めてるもの、愛、死生観、そしてエロス(笑)そしてそこが旅のゴール
なんか色んな意味で凄い映画だった
まさに拓郎さんの歌のままの映画
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わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかの力を借りて
時にはだれかにしがみついて
わたしは今日まで 生きてみました
そして今 私は思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと
‥‥ね!
るい

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