借りぐらしのコブレッティ

日本やくざ伝 総長への道の借りぐらしのコブレッティのレビュー・感想・評価

日本やくざ伝 総長への道(1971年製作の映画)
3.0
Toei extreme theatre にて🪓🪓🪓
総長への道 とのサブタイトルですけど別に権力争いの話でもなく男と女のもつれ話とヤクザの組通しのいざこざがあって最後は高倉健が暴れるといういつもの東映任侠映画でした。
 若山富三郎に面倒みろと頼まれたヒロインが思いつめるタイプで高倉健の事が好きだったみたいなんですが、高倉健が持て余して困っているのが面白かったです。若山富三郎は「悪魔の手毬唄」でもそうですがフラレてばかりで…実生活でも宝塚女優と結婚したもののすぐに離婚されたそうです。しくじったヤクザものを見逃すのに「満洲に行け!」はなかなか時代だなと思いました。
鶴田浩二はいつもの中間管理職。先日みた「戦後最大の賭場」とあまり変わらない話でしたしヒロインも魅力に欠けて少し物足りない感じでしたが、今となってはなかなかみられない作品なのでありがたいです。