借りぐらしのコブレッティ

オッペンハイマーの借りぐらしのコブレッティのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

エキスポシティのIMAXレーザーで鑑賞。そしたら前の人が背もたれ使わず前かがみになるので映像が隠れて映画に集中出来ず…ここで愚痴ってもしょうがないんですけどね。
会話劇でお話がサクサク進むので私好みでした。オッペンハイマーと戦後米国内での赤狩りとかわかってる前提なので少しだけアメリカ史の知識が必要です。
オッペンハイマーという人に焦点をあてたお話なんですけど、核爆弾を開発したオッペンハイマーに罪はあるのか?とか当初ナチスより先に原子爆弾を開発する目的だったのに標的が日本にすり替わってないか?核爆弾の傘の下に今生きてる現実、そのボタンをプーチンや(過去には)トランプが握っている現実とか色々考えさせられました。
個人的な意見ですけど日本で公開して良かったと思います。作品をみて一人一人が考える事が大事なんだと信じています。
余談ですが脱ぐのにためらいのないフローレンス・ピュー。終始怒っているエミリー・ブラント、自分をハメた相手に何握手してるの!と旦那に怒るエミリー・ブラント…美人が怒ると怖いですね。
アインシュタイン役のトム・コンティ、「戦メリ」でローレンスを演じたあのトム・コンティです。