はまち

カフーを待ちわびてのはまちのレビュー・感想・評価

カフーを待ちわびて(2009年製作の映画)
4.6
この映画すき。隠れた名作だと思ってる。

十数年ぶりに再鑑賞。
なぜか突然この映画の主題歌がある日頭の中に流れて、また観たいなぁと思ってたら、職場の先輩がDVDを持ってた奇跡。

沖縄を舞台にした映画はたくさんあるけれど、
沖縄に住んでる私からすると、そういう作品観てちょっとリアリティに欠けるというか、違和感ていうか、
地方舞台の映画で地元民が違和感感じるのはあるあるなんだと思うけど、
でも、この作品はわりと頑張ってるほうかも(上から)。

方言も使ってるし(ちょっとネイティブさに欠けるけど)、
離島の文化も織り交ぜてるし、
また離島の抱える社会問題も垣間見える。
だからあまり余計なこと考えなくて安心して観れた。

で、ストーリーはドラマチック過ぎるけどすごくちょうどいい感があるのは、
その設定のリアリティと、そして主演2人の魅力に尽きる!
2人とも変わらないなと思った。
だから、美しい男女と美しい沖縄の海、
ズルいけど、なんか大丈夫なんだよな〜

アキオみたいな人、いる(笑)ヨレたTシャツと短パン、年中ビーサン(笑)
そして、おおらかで明るい島の住民たち、営まれるなんでもない日常。
癒されます。
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