くぅー

カフーを待ちわびてのくぅーのレビュー・感想・評価

カフーを待ちわびて(2009年製作の映画)
3.5
"カフー=幸せの果報"をキーワードとし、謎の美女を軸に展開させるファンタジーで、特に前半は沖縄独特の美しい風景に、時間の流れや風土描写が効き、夢の中の様なプラトニックな恋愛描写に癒されまくる。
しかし、後半の島の開発なる現実的なエピソードで、噂を鵜呑みにする浅はかさには引いたが、その後の恋愛ファンタジーの真骨頂に見事に魅せられた。
納得の美女の素性を明かしつつ、待ちのカフーの姿勢を覆してのあのラストはやはりジーンと来た。
そして、マイコの透明感は見事にハマり、黒ラブラドールのカフーにもニンマリ。
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