Mayu

悪の教典のMayuのレビュー・感想・評価

悪の教典(2012年製作の映画)
3.6
邦画で久々に面白いと思えました。
映像描写も日本では放送ギリギリだったと思うけどよくやったなーと感服。
表の顔は生徒から人気のある教師。
裏の顔は過去に家族を殺害したサイコキラー。
その頭の良さゆえ刑罰は逃れ、のうのうと社会生活を営んでいた。けど根はサイコパスなので社会には適応できず、容赦なく自分の立場を脅かしたり危ぶむような存在は巧妙な手口で消していく。
最後は、バトルロアよろしくの殺人パレードです。
日本映画らしく惜しいなと思う点が評価を下げてます。
まず、この映画に限らず日本映画に多い学園ものであること。
日本には学園以外に舞台はないんかい!!といいたい!!!
次に描写がへたくそ。血の感じとか、ぐちゃってなってるかんじの演出がへたくそ。
ショットガンで吹っ飛ばされるあたりとか不自然だったもんね。
そこはやはりハリウッドには負けるよね。
あと本人像を過去と裏づけてふかくすればより、彼の残虐な殺戮行為に意味を持たせ恐怖も持たせることっができたろうに、あれじゃただの殺人ゲーム。殺人アクションだったもんね。
いわゆる、映像のインパクトはあるけど、深みがないため浅いサイコスリラー映画で終了。
まぁ、つまらなくはないか洋画推しの方でも、日本映画もここまできたかぁとそれなりに納得できる一作品になっているとは思います。
こんな人におすすめ!!
邦画好き&ある程度グロ耐性がある人!!バトロア好きだった人!!邦画をなめてる人!!です!
Mayu

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