ひらもち

悪の教典のひらもちのレビュー・感想・評価

悪の教典(2012年製作の映画)
4.3
邦画としては珍しく、完全にサイコスリラーに振り切った作品。それなりに予算もかかってそう。

ハウス・ジャック・ビルトとかの類いだと思ってる。
主人公がとことん異常者で、胸糞悪さがある。

どう考えても万人受けするような内容ではないので、マークの多さに驚かされる。

松岡茉優や伊藤沙莉など、今後著名となっていく俳優陣が多く出演。滝藤賢一や山田孝之など、無駄な程に豪華キャストが集まっている。

グロテスクな描写には気合いが入っていて、VFXも気合いが入ってる。スーツにレインコートを羽織って猟銃をぶっぱなす姿は、さながらアメリカン・サイコのよう。

ハスミンの異常者っぷりはツッコミどころが非常に多いので面白い。
いきなり全裸スタートで笑った。物語中、それなりの頻度で裸を見せつけてくる。
東大を to Die に聞き間違えるのは爆笑物。
伊藤英明の目がガンギマってる演技も良い。

エンドロールに流れる楽曲がまるであってないのも面白い。

to be continued は続けるにしてもいらなかったかな。


高校生の文化祭にしては凝りすぎてる。
ひらもち

ひらもち