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マイライフ・アズ・ア・ドッグのmatsuのレビュー・感想・評価

4.0
「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」「僕のワンダフルライフ」のラッセ・ハルストレム監督作品

タイトルに犬がついているがそこまで犬中心の話ではない

舞台は北欧スウェーデン

イタズラ好きで不器用でちょっとエッチなイングマル少年の日々の生活を描いた映画

母親が病気がちでどんどん病状がひどくなっていく

イングマルは何かと問題を起こし、母親の負担になるので母親の兄弟(おじさん)が面倒を見ることになる

おじさん夫婦の住む地域での生活はイングマルにとってドンピシャだった

街の人々は風変わりな面白い人々ばかりだし、おじさん自身もかなり面白い

おじさんの職場で働いているベリットというグラマーな女性と親密になる

街の子供たちともサッカーやボクシングを通じてかなり仲良くなれたし、サガという一見男の子に見える魅力的な女の子と深い絆が生まれる

一旦、その地域を離れるものの母親の葬儀後に再び戻りイングマルはその場所で楽しく過ごす

何か大きな事件や出来事が出てくるわけではないが、映画の持つ雰囲気やその中の人間関係、スウェーデンの人々の日常の生活ぶりなどがとても印象に残る作品でした

何が良いかを言葉で表現するのが非常に難しい作品でもあります
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