はっさくいちご

追想のはっさくいちごのレビュー・感想・評価

追想(1956年製作の映画)
3.8
BSプレミアムで録画していたものを。
久しぶりのイングリット・バーグマンとユル・ブリンナー。ベタなラブストーリーなんですが、こうなって欲しいな、と願ってその通りとなる安定感。いいなぁ、この結末。物足りない人も多いでしょうけれど、たまには良いです。古き良き時代の映画です。
彼女は本当にアナスタシアなのか?と観ているほうも分からないまま物語は進んで、ラストの大団円\( ˆoˆ )/
イングリット・バーグマンはハリウッド復帰作で、さすがに「カサブランカ」の頃の美貌には敵いませんが、歳を重ねて内面の美しさが際立って素晴らしかった。後半は匂い立つような気品溢れたお姫様になっていて、冒頭と同一人物とは思えない。
ユル・ブリンナーは「王様と私」も大好きだけど、こちらがベストかなぁ。かっこよすぎて惚れます笑。