パン

怪談のパンのレビュー・感想・評価

怪談(1965年製作の映画)
3.2
小林正樹監督による大作映画…なんだけど個人的には物足りなかった。
製作費3億円(1965年の3億って現代でいくらだろう?)で配給収入2億2500万円という散々な赤字だ。
確かに一般ウケしそうな内容ではない。全くエンタメしてないし。

日本の昔話や怪談話が好きな人なら結構楽しめると思う。
作中では自分的に雪女と耳無芳一の話が好きだった。

小林正樹監督は良い監督なんだけどその職人魂故に大金を費やした大作映画には向いてない気がする。
人間の條件は良い映画だったけどね。
他にも東京裁判といい切腹といいガチで凄い映画残してるんだよなあ。
パン

パン