米国のラティーノのが多く住んでるエリアの映画館で鑑賞した思い出がある。
もちろん観客はまわりを見た限りオイラ以外は100%ラティーノ。
そんな中で見たせいか、扱っている題材は人種や文化など特に当日のテロ後のアメリカ社会として社会問題ではあったが、ものすごいチープに感じた。しかも館内笑いが少なく客も冷めた感じがした。
映画としてもテンポが悪く最初の45分から疲れとオイラのイライラが始まった記憶がある。
金持ちの白人家庭の描き方も、どこか移民の親子とコントラストをつける為、暖かい家庭ではあるが、不自然さを感じ、また移民の親子も生きる必死さを感じない。
まあ、そこまでのドラマ的内容ではないと言ってしまえばそこまでだが...
いずれにしても、ドラマなのかコメディなのか、はたまたアメリカ社会の移民問題へのメッセージを伝えたいのか、何か中途半端な内容と感じた。
きっと金持ちの白人エリアの映画館で見てれば印象が変わった作品なんだろうなぁと思った作品かな。