パンケーキレンズ

ロッキー・ザ・ファイナルのパンケーキレンズのレビュー・感想・評価

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)
4.5
夢を諦めるな!
何度でも立ち上がれ!
最後に残る、自分のプライド
肉体の痛みを経て、それが直接ハートに貫通してきた!

ロッキーとしての生きザマと、スタローンとしての人生観が、見事に一つのストーリーの中でリンクしてるのが素晴らしいな♪

60歳だからこそ、重みを増すメッセージ
アメリカンドリームを体現させた男が、映画の外でも内でも、人生という名のリングで闘い続ける姿に、素直に目頭が震えた・・・

もうね、ロッキーのセリフが全部、哲学♪

トイレに貼らせてもらっていいですかね(トイレかい!)

「現役」という物差しがあるなら
それでは計り知れないスタローン的・男の美学!
実際『エクスペンダブルズ』の大成功とか、俳優として、男として、人生を自分の手で切り開いてるのがとにかくカッコいいよな~!!!

ロッキーの日常をきちんと描くことによって「何の為にリングに上がるのか?」っていう、ドラマな側面が色味を増す、そこに魂が共鳴していくし、これまでのシリーズは展開的に試合の結末が読めたんですけど、今回はどっちに転ぶかほんまに分からん!!(=どっちでもあり得る)っていう展開だけに、終盤の盛り上がりが物凄い♪

白熱の試合シーンは、その演出も含めて鳥肌ものですけど、清々しい誇りを背に、立ち去るロッキーが最高すぎた!!

もう、そこに、勝敗は関係ないんよね・・・(涙)

ってなわけで
生卵10個イッキ飲みして、『クリード』観に行くどー!