アメリカ開拓時代の英雄ゾロの活躍を描いた痛快ロマンスアクション娯楽作品。
原作はジョンストン・マッカリーの小説。
アントニオ・バンデラスとアンソニー・ホプキンスがW主演、キャサリン・ゼタ・ジョーンズがヒロインを演じ、スチュアート・ウィルソンらが共演。
舞台は1821年のスペイン領カリフォルニア。ゾロはスペインに苦しめられていた民衆の英雄として慕われていた。
スペイン統治下のカリフォルニアの総督ドン・ラファエル(スチュアート・ウィルソン)は、ゾロ(アンソニー・ホプキンス)を捕らえるが、その際にゾロの妻が命を落としてしまう。
ラファエルはゾロの残された乳児を自分の娘として育てる。
20年後に、ラファエルが金塊でカリフォルニアを買い取るために戻ってくる。
ゾロは脱獄し、自分の後継者(アントニオ・バンデラス)を育ててラファエルに復讐しようとする...
漆黒のマスクとマントを纏ったゾロは民衆のヒーローで、太陽をバックにした愛馬トルネードに跨る雄姿がカッコいい。
ゾロと弟子の二人の身のこなしと剣さばきが見どころで、表情豊かな愛馬トルネードがコミカルにストーリーを盛り上げる。クライマックスの炎をバックにしたゾロの活躍や金鉱での大爆発も圧巻です。
美しいヒロインも素敵で、パーティーでの素晴らしいダンスを披露し、華麗な剣も魅せてくれる。
最後は切なくもホッコリで、可愛い赤ちゃんが誕生してニッコリです。
ユーモアを交えながらロマンスも楽しめる痛快アクションドラマです。
「ゾロは決して消えることはない 人々が彼を求めるとき 彼は現れる 愛馬トルネードに跨り 疾風のように駆け 剣を陽に光らせ ひらりと飛び跳ね 剣が空を切る ライオンのようにトラのように戦う!けがのないよう」「それが子守唄の代わり?」‥‥「ゾロはどこにでも現れる」(BS12版)
「どんな時代にも必ずゾロは現れる 誰かが助けを求めれば 愛馬トルネードに跨って ハヤテのごとく駆け その剣は太陽のように輝く ゾロは何処にでもいる」(テレ東版)
2024.9 BS12で鑑賞(字幕:菊地浩司)
2023.3 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:松崎広幸 訳)
2020.10 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替)