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フィツカラルドのクリープのレビュー・感想・評価

フィツカラルド(1982年製作の映画)
3.0
ヘルツォークのアマゾン川好きは ハンパない。また先住民も好きなんだと思う―――この辺 、 現地人をリスペクトしているから作品が完成してると思うけど、ちょつとヤバイあやしさも、魅力である―――それは、
なんか 密漁者っぽいアウトロー的な、先住民を利用して 土地を奪ってるような信用できない感じ☕
アマゾン版 アラビアのロレンスって、なんか言いたくない(笑)

また 俳優たちも 考えられないような劣悪な環境だから、監督に付いていけない。実際 ヘルツォークは「アギーレ/神の怒り」でナスターシャ・キンスキーの親父、クラウスに銃を向けたらしい・・・でも それはハッタリで、うちの娘がこの前「ゲーム機 こわすよ!」と父親の私を脅した感じと同様と推測(笑)
●みどころ
ワンマンな ガキ大将が作った、漫画のような 単純な映画。
しかし 本物の映像で 全ての欠点や 不満を打ち消す魅力♪
それは
アマゾン川のゴム林1400万本を 商売にするため、デカい中古船を買い 急流を避ける為に 船で山を越えるというもの。
この 滅茶苦茶なことを ホントにやってしまう。

インディオ達ちに蓄音機を聞かせ、手で触れる挨拶をかわし
原生林の伐採 傾斜42度の測量 ダイナマイトで山頂削り、
船底に丸太を敷き 定滑車をサイド、動滑車を舳先を付け 力学や運動方程式の要領で――――
泥だらけの船底の真横で
「引け!」
ギィ~ィィ ガキッ バン!―――木が割れる音
「頑張れ!」
「動いてる」
「動いたぞ!」
「アハハハハハ!!」

ディスカバリーchみたい 土木の親方になれる☘️
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