BOB

ロジャー・ラビットのBOBのレビュー・感想・評価

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)
3.8
実写とアニメーションを融合させた、ロバート・ゼメキス監督の犯罪ミステリーコメディ。

1947年ハリウッド。トゥーン嫌いの飲んだくれ刑事が、ロジャー・ラビットの妻の浮気調査をきっかけに、殺人事件に巻き込まれる。

"But I'm a toon. Toons are supposed to make people laugh."

これぞディズニークラシック。ストーリーも作画も存分に楽しめた。

メインストーリーは、落ち目の探偵が大きな陰謀に巻き込まれていくノワールもの。想像以上に本格的だったので驚いた。

カトゥーンらしさがストーリーにも作画にも巧く生かされている。ドタバタコメディは笑えるし、アイテムの使い方は興味深い。ラストはディズニーの歴代キャラクターたちが総出演で大円団。カトゥーン万歳。

メタ的な視点が特徴。キャラクターたちは、自分たちがトゥーンであることを自覚している。

トゥーンの銃弾たちとイエロー・キャブ👍が可愛くて好き。トゥーンタウンの雰囲気も良さげ。

クリストファー・ロイドがギャングな判事。セクシー美女ジェシカがファム・ファタール的存在。

"I'm not bad. I'm just drawn that way."💃

"A laugh can be a very powerful thing. Why, sometimes in life, it's the only weapon we have."

"Yeah. Check the probate. Why, my Uncle Thumper had a problem with HIS probate, and he had to take these big pills, and drink lots of water."
"Not prostate, you idiot, PROBATE!"

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