優秀な首席検事補のラスティーは妻と息子の3人暮らし。ある日同僚の女性検事のキャロリンが殺害される事件が発生し、彼女と不倫関係にあったラスティーが第一容疑者として疑われる。自身の無罪を証明しようと法廷での戦いに挑む法廷サスペンス。
ハリソン・フォード主演の法廷もの。以前からタイトルは知っていたけど見たことはなかった作品。突然の事態に困惑するも身に覚えのない殺人事件の容疑者という汚名を晴らそうとする物語で、大体予想通りの仕上がり。
ただ思っていたよりはかなり淡々とした流れでしたね。激論が交わされる熱い法廷劇を予想すれば外すと思います。その分ミステリー感が満ちていて、誰が真犯人なのか、どうすれば無罪を勝ち取れるか、ハリソン演じるラスティーと同じ目線で物語は進みます。
夫の殺人容疑と不倫を知り、ショックと孤独を感じる妻役にはボニー・ベデリア。当時は「ダイ・ハード」シリーズでマクレーンの妻のホリー役としても活躍していた時期だったので、また違った主人公の奥さんの姿が見れます。
そしてラストで明かされる真実は正直読めました。深くは書けませんが、どんでん返しに詳しい人なら多分誰もが一度はこの結末を予想するのではないかと思いますね。笑
