デンゼルワシントン×アントワーンフークア ,イーサンホーク。そして脚本にデビッドエアー。
豪華なスタッフ陣だからこそのとてつもない映画、
なぜかスヌープドッグとドクタードレーが出てる。
予測できる展開だが、伏線の使い方が個人的にはドツボ。
ただえさえ緊迫感が凄いのに伏線のおかげでさらに出ていて、圧倒されました。
フューリー然りデヴィットエアーの脚本好きだ。
内容は、この後に公開された映画で「プレイスビヨンドザパインズ 宿命」を思い出した。
新人警官のブラッドリークーパーが、配属が変わった先で待ち受けるベテラン警官の汚職の数々。誘惑の中で正義を貫く様がこのトレーニングデイと似ていて、こういうの好きなので良かった。
イーサンホークとデンゼルワシントンが良い演技をしていた。
デンゼルワシントンが羊の皮を被った狼のような演技で、徐々にその狼が露わになっていくところが凄い。
「狼には狼にならなきゃならない」とかいいつつ悪行をする様が本当に恐ろしい。デンゼルだからこその恐怖を感じるとともに説得力も兼ね備えたキャラになっていた。
イーサンホークが最近の貫禄ある雰囲気になる前のまだ若い雰囲気。
新人ぽい言動と新人特有の強い正義感が良い。
その正義感が進むにつれ、実際に形になっていく様がとても良かった。
とても良かった。上質なサスペンスアクション。
