Masatoさんの映画レビュー・感想・評価

Masato

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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9


恥ずかしいことに、自分は恋愛未経験なもんで、なーにサブカルオタクぶってんだ美男美女ども。本物のナードは俺みたいなことのやつを言うんだぞ。と偏屈に見ながらも、生活感の描き方の良さに魅了された。

天気
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5


クソみたいな素晴らしき世界

偶然にもヤクザを題材とした映画がほぼ同時期に公開される妙。こちらは是枝監督の弟子である西川美和監督の最新作。前作の永い言い訳がその年のベストに入るほどの傑作だったので、
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2


時代に取り残された男

孤狼の血が大ヒットを飛ばした邦画界で、再び豪華キャストと新鋭の制作陣が送るヤクザ映画とはどのようなものななのか期待だった。

龍が如くをプレイしていたからか、物語の展開は読め
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ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

4.6


ゲットー地区の暮らしの厳しさをありのままに描いたあまりにも切実な社会派映画

よくヒップホップを聞くからこの現状はよく分かる。ゲットー地区で暮らす若者たちは、ラッパーになるかNFLかNBAになるしか
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.3


現代版青髭
共感できないと見せかけて共感しかない映画

空前絶後の名刺バトルが繰り広げられる本作では、クリスチャン・ベイルが女性を殺すことで性的興奮を得たり、自身のナルシズムに邪魔をするようなやつは
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.7


テレビ千鳥のこっそりシュワちゃん面白かったなあ…

ということで、アクションエンターテイメント版カイロの紫色のバラことラストアクションヒーロー!説明不要の超絶愉快でみんなが楽しめる最高の娯楽!みんな
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.4


ジャウムコレットセラ×リーアム・ニーソン作品第一弾

交通事故から回復した男の人生が乗っ取られている…?という話。

盛り上がりそうで絶妙に盛り上がらない微妙な出来だった。やっぱり設定的にボーンなど
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0


いはやはスピルバーグの才能の幅広さには感心する。史実の歴史から戦争、SFにコメディまで、なんでも傑作にしてしまう。稀代の天才。

超有名な本作。イメージとしてはもっとシリアスな物語かと思っていたが、
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ベスト・キッド3/最後の挑戦(1989年製作の映画)

3.3


コブラ会に向けて予習

再び舞台は一作目のカリフォルニアでコブラ会と戦うことになる。

ジョニーなんかがイタズラレベルだったのに対し、もはや犯罪者レベルで仕掛けてくるシリーズ史上シンプルに憎ったらし
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ベスト・キッド2(1986年製作の映画)

3.0


コブラ会のために復習

ありえへん沖縄を舞台にミヤギさんとサトーさんの因縁を巡る戦いを描いた2作目。

まあこれはツッコミどころがありすぎる。とても80年代には見えない日本が面白い。当時はゴリゴリデ
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

4.0


コブラ会のために復習

フルハウスやSay Anythingで空手がでてくるが、ベスト・キッドの大ヒットからくるもの。DJがカラーティつってアチョーしてたの懐かしい。

アヴィルドセン監督らしいロッ
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.5


名作中の名作を今更鑑賞。
これ当時に見たかったなあと思ってしまう。いまではなんともないが、当時としては画期的な革命の一作だったと思う。

ブレードランナーからくるリアルなディストピアSFの系譜を引き
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.4


前作は昨今のヒーロー映画の中でも圧倒的な出来栄えで、エンタメ、社会性ともにヒーロー映画のなかでも最高の傑作だったので、監督続投による続編がどのような物語になるのか期待していたが、期待はずれだった。
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5


コーエン兄弟の監督作品は初

これは面白い。硬派の中の硬派な演出と作品作り。BGMもなく、淡々と一つ一つの所作を移していく。カラッとして何もない荒野のような、感情のない凄まじい映画。

効果音のみの
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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

4.0


ウィルフェレルの映画にしては珍しくマトモで馬鹿さ加減が少なく、全体のクオリティが高い。ありがちな物語だが、ヨーロッパ各国それぞれの文化的な雰囲気、壮大な風景と、アメリカンなコメディが組み合わさり、見
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.6


真面目で頭は良いけど、実務経験なくてドタバタする有能?無能?エージェントを描くバカコメディ。

美人なヒロインを片手にスリリングなスパイアクションを描く王道の作品。雰囲気も音楽もどこかボンド。カレル
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ザ・コール(2020年製作の映画)

4.3


今年一番の恐怖映画

記憶の夜 以来の、ネトフリ韓国映画の傑作爆誕。

「オーロラの彼方へ」をヤバい方向に超絶パワーアップさせたファンタジー&サイコホラーサスペンス映画。過去の殺人鬼に対して絶望的な
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ホリデーオンリー: とりあえずボッチ回避法?(2020年製作の映画)

3.5


年末になると、アメリカでは独り身の人同士がその日限りで一緒に過ごすっていう習慣は最近あるらしいね。

王道のラブコメ。ラストもお決まりで意外性はなし。安定して見られて、コメディも面白く、エマロバーツ
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.6


若かったあの頃へ捧ぐ、美しき愛の物語

セスローゲンとエヴァンゴールドバーグが送る、純度100%にして不純度100%のバカコメディ。

童貞のオタクどもが卒業パーティのために酒を調達するだけの話でこ
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ビッグ・ダディ(1999年製作の映画)

3.9


ひょんなことから子どもを預かることとなったダメ男の話

いつものアダムサンドラーのほっこりドラマ。本作はとにかくコメディ部分が面白い。めちゃくちゃ笑った。スパイとか西部劇とかの今の現実離れした内容よ
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ヘッドハンター(2012年製作の映画)

4.3


イミテーションゲームで一躍有名監督となったモルテンティルドゥム監督のハリウッド進出前最後の作品。この作品が評価されてハリウッドに渡ったのだと誰もが確信できる傑作で、世界で凄まじく評価された作品。
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.4


アラサーの拗らせ女子系って日本でもよくあるけど、この頃から流行ったのかな。痛々しすぎるけど、同時に哀しくなってくる。焦りと諦め。もうそんなものどくでもよくね?ってなるの男でも分かるよ。現状そうだから
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.7


世界観だけでも満点レベル。素晴らしすぎやしませんか。90年代における虚構世界の描き方は今でも最骨頂。

日本のなかに東南アジアのスラム街と香港の九龍を彷彿とさせる町並み、複数の言語が絡み合う世界。戦
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.7


グロテスクに社会風刺に、今だからこそぶっ刺さるブラックコメディスリラー。

ブラムハウスを信じきっていたため、人狩りというワードのみで鑑賞すると、いきなり突拍子もない展開ばかりで頭が混乱に。バタバタ
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ヒュービーのハロウィーン(2020年製作の映画)

3.0


ハッピーマディソン製作アダムサンドラー主演最新作

バカ映画なのはわかりきってるのに、オスカー映画並みに期待を寄せることができてしまう謎のアダムサンドラー映画。スティーブンブリル監督なので、終始意味
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0


金のためなら何者かも厭わずに弁護をするがめつい弁護士が、高額報酬に飛びついた依頼が危険で奔走する法廷サスペンス。

司法関係に疎く、途中で混乱することもあったが、大まかな流れは掴め、その二転三転する
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.7


君は愛されている

父親は出ていき、アル中の母親のもと育てられたズッキーニが孤児院で暮らすこととなる。ネグレクトと孤児院を描く感動必至のクレイアニメ。

これには弱いから泣くしかないよ。本来はネグレ
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.8


法で裁けぬのなら、殺すまで!

極大射程とかいう洋モノAVのパロディみたいな副題がついているこの作品。アントワンフークワ監督ということもあり、ポリティカルかつ復讐劇でもあるなかなか渋い一作!

安定
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0


優しい嘘、悲しい真実

中国では「ガンは病で死ぬよりも、恐怖で死んでいく」と言われ、本人には癌の存在を知らせないままこの世を去らせることが文化らしい。その文化に納得できないアメリカ在住の主人公ビリー
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俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

3.5


安定のウィルフェレル印。超絶バカ映画。

映画のプロットはめちゃくちゃ真面目に作ってるコメディとかスポ根なんだけど、要所要所が馬鹿丸出しなのが面白い。現実ならエキシビションだろっていうくらいにやりす
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俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-(2008年製作の映画)

3.6


汚いおっさん二人が中身子供のおじさんを演じるバカコメディ。

ウィルフェレルとジョンCライリーの見た目がおっさん過ぎるのに、脳内が小学生なのを見ていると見るに耐えない。共感性羞恥が大変なことになって
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5


孤独と孤独が寄り添うとき

草彅剛がトランスジェンダーの役を演じるとして話題となった作品。虐待されていた親戚の中学生を引き取ったことから、彼女の人生が変わりだす物語。

孤独と孤独、弱者と弱者が互い
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パンドラ(2016年製作の映画)

4.2


地震による原発事故の恐怖と混乱を描く人災ディザスター映画。

史実として挙げられるのはチェルノブイリ原発と福島原発事故か。原発が存在する限り、本作のような事故が起きる可能性は十分にある。原発を保有す
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