Moram

トレーニング デイのMoramのレビュー・感想・評価

トレーニング デイ(2001年製作の映画)
3.8
アマプラで
デンゼルおじさんの若い頃が
観れるのもレアだなと思い鑑賞

デンゼルおじさんと
若くて、いっちょやったる!
オイラ白旗あげたる!みたいな
よく言えば、正義感に満ち満ちにあふれた
イーサン・ホークとが
激動の1日を過ごすお話。

わたしゃ、ぜったいやだね。
こんな1日。
恐ろしくて生きた心地せんで。

デンゼルおじさんの、
人をイラつかせる口ぶりと
一方的に喋り続ける話し方
全てが^_^もーやだこの人。感満載
ちょっと声が高いのもすんげぇ不快。
あまつさえ、やっとる事が汚ぇ。

あの人の仕事ぶりは
本当に警官として
恥ずかしくない生き方なのかさえも謎。

きっと、最初はそうじゃなかったんやけど
振り返ったら戻れないとこまで
いつの間にか来ちゃってたんやねぇ。

間違いのない生き方をしたかったのに
白と黒はっきり区別させるような
美しい生き方を人は出来ないよね

ワシら一般人と比べて
黒が間近にあるもんは混ざる混ざらんの
世界じゃなく、元々混ざっとらんと
やってけんのやね。

全てが終わり、
お家に帰ってきた
イーサン・ホークの後ろ姿は
静かに粛々と何かを覚悟した
1人の男の背中になっとったね〜
テレビからは、
何の変哲もない1人の警官が殉職したと
淡々と報道されてた。

どちらも、申し分のない演技力に
目が離せないし
デンゼルおじさんは正義を
ひたすら小馬鹿にしてたけれども
イーサン・ホークの正義は必要だと思う

そいで、きっとデンゼルおじさんも
その正義によって
本当は救われたかったのかな。
Moram

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