Moram

ベネデッタのMoramのレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
3.6
哀れなるものたちも観てきたし
同じくらい裸体フィーバーの映画を…
どっちかっていうとこっちのが
後半からずっと全裸😂

裸体しかレビューがないと
思われたら大変だけど

昔のゴリゴリの修道院の世界
神とか
キリストに全てを捧げると
誓ったシスター達の世界
神の みわざを半信半疑ながらも
教会の存続のため利用するシーン

全部が全部綺麗じゃない
清廉潔白なんて無理な話だよね
人間だもの

そんな人間の罪も全てを
赦し愛してくれるのが神様なんかな

そんな神を一心に信じ
自分こそがキリストに1番近い人間だと
信じ続ける主人公の
精神的にもきっと危うげな
彼女のパワー?が
ひたすらにすごいのよ。

なにをそこまで
なんでそこまで
実在しないものを実在するかのように
振る舞えるのか
そこにこの映画の描きたい
女の人のパワーが
表現されてる気がする

閉鎖的な空間だからこそ
発揮される異様さ

哀れなるものたちを
一緒に観たひとと話してて
そうだなと思ったのが
ベネデッタもベラも
周りを置いてけぼりにできる
たくましくて、強か、
しなやかな(曲げようとしても折れない)
女性像を描いてるよな〜って
なんとなく思った。
Moram

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