ぼちぼち

毒薬と老嬢のぼちぼちのレビュー・感想・評価

毒薬と老嬢(1944年製作の映画)
3.5
この作品の見所は、やはり主役というべき老嬢たちの演技だろう。ブロードウェイの舞台でも成功をおさめたジョセフィン・ハルとジーン・アデーアがそのまま映画でも演じているが、さすがに熟練の演技で楽しい。彼女たちに振り回される道化役のケーリー・グラントも思い切った動きをしている。全体に、いかにも舞台から作られた作品という印象があって、細部にも飽きさせないドタバタが仕組まれている。よくできたブラック・コメディー。
ぼちぼち

ぼちぼち