花とみつばち

早春物語の花とみつばちのレビュー・感想・評価

早春物語(1985年製作の映画)
5.0
角川映画配給収入 12 億、キネマ旬報 9 位、原田知世が全盛期だった頃の作品。
赤川次郎が映画化前提で原作を書き、川端康成の短編「 母の初恋 」をイメージしたらしい。
主人公ヒトミ( 原田知世 )が通う高校が海のすぐそこで、ウィンドサーフィンしている。
ヒトミが中年男性に淡い恋心を抱く切ない物語。そしてその男性カジカワ( 林隆三 )は母親の昔の恋人だった…
原田知世は、バレエで鍛え上げたのか、立ち居振舞いが綺麗なんで、背伸びした高校生役が凄く美しい。
ちょっとしたパーティーに誘われ、カジカワと一緒にダンスを踊るヒトミ、帰りはすっかり夜が明けていて朝帰り。そしてマイク持ちながら歌声を堂々と披露する。私を抱きなさいよ…ってカジカワに迫るところ、凄い年齢差なんだけど原田知世と林隆三とのキスシーン。
どれを取っても原田知世がとってもかわいい。
脇役が平幹二朗や小林稔侍まで出演している。
観ているとこっちがこっぱずかしくなる台詞もいっぱいあるけれどこの作品なんか大好きです。
サントラ「 早春物語 」も切なくて良い。
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