フォースの覚醒で一躍スター街道なジョン・ボイエガ主演作。
サウス・ロンドンのチンピラ中学生たちがエイリアンと戦う。
細かく突っ込もうと思えば色々あるものの、んなこと重要じゃなくて、自分たちの縄張りを他のやつらに荒らされてたまるか！という中学生（あるいはヤンキー）マインドをそのままエイリアン退治に直管させたところがまずグッとくるし、モサっとしたエイリアンかと思えばイキナリややグロ描写もあるブレ方もキライじゃない。
ギャングの低年齢化という社会問題の側にはいるものの、基本は思春期の揺れるキモチに寄り添っているし、何か別のキッカケさえあれば一つステップアップして成長出来るんじゃないか？という優しい視点を感じる。
ラストに向かう緊張感がやや足りないかな？と思いながら好意的に観ていたにラストのラストにちゃんとガッと持っていったのがボイエガ君の演技力だった！
