ナイトアウェイク

卒業のナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

卒業(1967年製作の映画)
1.3
正直に、[なんじゃこりゃ…]映画だった。



ネタバレ。
基本は、私自身への記録。
間違えて読む人は気を付けて。
読まなくていい、自分に宛ててるから。














両親の友人にあたる婦人と、不倫(?)関係になって…。というだけなら、まだ期待は残ってたから観れた。

ほんで、その婦人の娘が登場してからがイカれ出す。押し付けられたからって理由でストリップ店に行って、明らかな嫌がらせをして。もうそれでお別れすれば良かったのに、なんでか謝って関係をゼロ地点からやり直して…。ってゆーか、のほほんと関係をゼロ地点に戻せる神経を疑う。

神妙に涙を流すエレーンの後ろで、乳首にプロペラを付けて振り回すストリッパーの画が、どう頑張っても笑ってしまった。
イカれてるシーン。
バカにし過ぎだろうよ…。
なんちゅー演出だよ。

そこからがまた意味不明。もう、全部が説明不足で、こちらがどう想像すればいいのかも分からない。ベンがエレーンを追った先で結婚がどーたらこーたら、それまでの二人の関係性と、関係の構築に疑問しか浮かばないんだけどなぁ。それを決心する為の描写が無いから、どうにも穴だらけな作品。

エレーンの父がブチギレて、エレーンは学校を辞めて、あっちが[さよなら]を言ったんだから、もう本当にそれでいいじゃないのよ…。
と、思ったのに、まだ追うのかい。
その間のノンキなBGM、ベンの心境と本当に連動してるか?なんか、ふざけ過ぎな印象だったんだけど。

ラストの式場場面も、本当にこれで画は合ってるのか?脚本を読み違えてないか?と、思う程に酷い。よくそんな簡単に式場の場所を探し出せたな。

最後に、エンドロールが10秒くらいで終わったのが一番の衝撃。
フツーに[短っ!]って言ったわ。

こういう古い作品って、絶叫シーンの声が心底不快になる程うるさいけど、なんでだろう?

古いからと言ってバカにできない映画も沢山ある。だけど、これはフツーにバカにして観たわ。なんにも面白くなかったし、良さが全く分からない。

劇中の音楽くらいかな、良かったのは。
物語は、容赦なく0点以下。観たからには1点付けるけど、点数の全ては劇中の音楽に対しての評価。

記録。