takebouki

卒業のtakeboukiのレビュー・感想・評価

卒業(1967年製作の映画)
3.0
愛というより盲目的な執着。その破滅的なラストの2人の不安げな顔が印象的。当面の生活の保証はされているものの、さしあたり目標もなく、宙ぶらりんとしていて漠然とした不安に駆られている主人公の不安感。同時代のアメリカを反映しているのか、国や正義を信じられなくなったら残るものは、愛だけなのだろうか。
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