人間の弱さと愚かさと強さと優しさと。
スサンネビアはこういうのホント巧い。
登場人物の誰も彼もが脆さを露わにし、酷い言葉を投げつけ泣き崩れ、すがったり逃避したり。
でもそのどれもに共感するところがあり、嫌悪の感情よりも何かえぐられるような、突いてこられたような鋭さがありましたね。
そして、そして、ちょっと面白いんです。
マッツは登場人物のなかでも一番ゲスいんですけど、オタオタしたり、女々しく泣いたり、胸毛もケツも出して、もうマッツに何させてんの?ってなるんです。※個人の感想です。
マッツの息子役2人が癒し。
邦題どうなの、これ。