おしりハートのねこ

綿の国星のおしりハートのねこのレビュー・感想・評価

綿の国星(1984年製作の映画)
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母の漫画コレクションの中に本作の原作があり、話の意味もよくわからない幼少期から読んでいた。映画の存在は知っていたが、一生観る機会はないだろうも思っていた。しかし今回なんとアマプラにきたので、早速みてみた!

他の方が書かれてたけど、アニメの絵だとちびねこの顔が美形すぎる…あとちびねこの声と喋り方が個人的に苦手で、ずっと聞いてるとすごいイライラしてくるwwww
ラフィエルは原作ではなんとなく中性的で線の細い感じの声をイメージしてたけど、ふつーに野太い男の声だった…

この頃の少女漫画特有のポエティックな台詞も、アニメになって音声で聞くと、急に恥ずかしくなってくる…

チビねこの何でもない勘違いとか、ホワイトフィールドの話とか、漫画で読むと「なんか素敵だな〜」「おもしろいな〜」と感じるけど、映像にして見せられると間延びするというか、少し退屈に感じる気がした。
漫画は白い背景に黒い線で描いてあるから、描かれる風景の美しさの可能性が、読み手の想像の中で無限に広がる。しかし、色塗りをしてしまうと、それによって美しさの広がりに限界ができてしまうなあ、と感じた。もちろんこれはすべての作品に適応されるわけではないけど、やっぱ綿の国星の場合は、漫画を読むのがおすすめだな〜。