すずす

グリードのすずすのネタバレレビュー・内容・結末

グリード(1924年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

鬼才シュトロハイム監督、MGM製作の人間の欲望を描いた大作映画で、ディレクターズカットは8時間超と云われ、公開時に2時間半ほどに斬られて公開されています。

私が鑑賞したのはYouTube上の2時間10分バージョン。

金山で少年時代を過ごしたマクティーグは、母の遺した遺産でロスで歯科医になっている。
ある日、友人マーカスの従妹の女性トリナに恋をして、マーカスに懇願し、譲られる形でトリナと結ばれる。しかし、トリナが買っていた宝くじが当たり、大金を手にすることになる。マーカスは後悔の末、二人と仲違いし、町を出る。
金銭感覚に厳しいトリナは自分の財産は絶対に使わなかったが、マクティーグは立派な一軒家を買う。しかし、彼は歯科医のライセンスを持ってない事が発覚し、歯医者は廃業させられ、肉体労働者として働きはじめる。夫婦関係にもヒビが入り、マクティーグは仕事を辞め、トリナにたかるヒモに成り下がり、遂には殺害してしまう。
追われる身となったマクティーグは、決死の覚悟でロスから砂漠へ向かう。懸賞金目当てにマーカスは死の谷へ、マクティーグを追っていくのだった――
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