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グリードのぱのレビュー・感想・評価

グリード(1924年製作の映画)
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この結婚生活、大事な時に雨が降る。プロポーズのデートから別れの日まで。そんな中で引越しの内見の日が晴れてるのが後の運命との対比で残酷に浮かび上がる。

そして何かと降ってた雨はその後悲惨な運命を辿れば辿るほど降らず、干からびるくらいに晴れ渡る。天気が人生のシフトチェンジを演出し、以前と以後を分かつ。

金鉱山で働いてた男が歯医者になって、そこで女性と出会い結婚する、その妻が買った宝くじが当たり換金するという、「削る」というアクションと錬金の流れが面白い。
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