エアール

60セカンズのエアールのレビュー・感想・評価

60セカンズ(2000年製作の映画)
3.5
やっぱ持つべきものは…
時に愉快で、やるときゃやる頼れるお仲間と…
イイ女と…
うまい酒と…
ポンコツ車だな 笑


ニコラス・ケイジもアンジーも
個人的にはこん時前後が好きですかね〜

さて
伝説の車泥棒の異名をもつメンフィス。
泥棒稼業から足を洗い
今やちびっこレース・チームの指導員を務める彼のもとに
かつて窃盗団として共に数々の困難を乗り切ったお仲間が突然会いに来る
ーーなにやら
メンフィスの弟 キップが面倒ごとに巻き込まれてるらしい、
かなりやばい状況のようで命に関わるのだとか。
さて、何をしでかしたのか…

高利貸し、ゆすり、盗品の売買、…
悪事で荒稼ぎしているやり手のマフィア一味。
その組織のボスから直々の依頼により
高級車ばかりを盗み出し
盗んだ車をとある倉庫街へ保管していたキップと彼のお仲間たち。
がある時キップがヘマしたことで
警察に場所がバレてしまい
盗んだ車は1台も残らずに押収されてしまう。

近々顧客との大きな取引を控えていたボスは
その一件を知りご機嫌斜めに。
部下にキップを見つけ出し始末するよう指示を出す。
逃亡を図ったキップだが見つかって捕らわれるのも時間の問題と。
あらましを聞いたメンフィスは交渉のためボスに会いに行くも
伝説の車泥棒に対して無理難題な話をふっかけるボスと選択を迫られるメンフィス
ーー渡されたリストにある高級車50台をすべて盗み出すこと、
期限はたったの4日間
ーー4日後の朝8時に指定した場所に50台きっちり車を届けること、
報酬は20万ドル、
失敗すればキップはもちろん、メンフィス自身の命も…
ーー選択肢として
話に乗らずにこのまま組織の連中に殺されるか、
周囲の人間が犠牲になるのを覚悟した上で承知したと嘘をついて弟と一緒にとんずらするか、
依頼された通り車を盗み、大金を手に入れかつ弟を救うか…。
もはや選択肢なんてありません 笑


キップを助けるために
この無謀すぎる依頼を引き受けたメンフィス。
まずは人手の確保ってことで
昔組んでた窃盗団のお仲間連中と連絡を取り合う
ーーロバート・デュヴァル演じるオットーやアンジー演じるスウェイ、
ヴィニー・ジョーンズ演じるスフィンクスなどなど。
ロバート・デュヴァルとか、よく出演オッケーが出たな〜と思うところですね。

人も揃ったところで
それぞれお目当ての車がどこにあるのか調査や現場の下見など
限られた時間の中で入念な準備をする一行。
そして一晩にして50台もの車を盗み出す”勝負の日”を向かえるが
彼らの動きをマークしていた市警の自動車窃盗対策局の邪魔が入り
計画通りに事が運ばない。

さて、50台を完璧に盗み出せるか、
そして、キップの命を救えるのか。
兄弟愛と大胆不敵な車窃盗のスリリングな駆け引きがここに。
エアール

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