Amazonプライムで定期的に起こる日活映画の配信期限終了ラッシュを前に鑑賞。
ナレーションベースの超魅力的な導入からテンポの早い演出が光る。「有難や節」に便乗した映画だが、守屋浩はもちろん、ハマクラファミリーのかまやつひろしの歌唱シーンやスパイダースがキャバレーのハウスバンドで出演するなど歌謡ショーとしての楽しさがある。
ヤクザとアクション、歌謡曲など昭和日本映画の美味しいところをふんだんに使いながら、冒頭の「コマンドー」を彷彿させる位置エネルギー車など狂ったシーンがあるのも良かった。
後半の、神田組の親分との親子疑惑みたいなのは少し唐突で鼻白むが、結局盆踊りのパワー系大団円で盛り返すので結果オーライ。