まっと

キャンディマンのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

キャンディマン(1992年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

すーーーごい怖い話だった 透明人間のときも思ったけど知らないところで人生が破滅してるのほんと怖い

キャンディマンさんは大体フレディさんなんだけどセクシーでスタイリッシュなところが多少格上なのであった 女への執着がキモいところはフレディさんとどっこい&どっこい そしてふつうに赤子のような寝顔で寝てるところにはびっくりするのであった 寝るんかい

埋葬への参列や最後の絵など妙に神々しいのですが全然何も前向きに捉えられない!!!ガチガチの被害者すぎてふつうに「かわいそう😢」しか出てこない!!!

ペニワじゃないけどこういう奴は恐れをはねのけられたら弱体化するのがセオリーなわけで 実際最後ヘレンが赤ちゃんのために彼を恐れなくなったから彼は火に焼かれたんだと思いますが でも彼女一人が恐れなかったからといって大衆はキャンディマンを恐れている キャンディマンの正体なんて知ったこっちゃない 彼らが恐れたものがキャンディマンだ 赤ちゃんの命以外何の救いもなくただただ恐れが繰り返されるオチ おかしなこと言うけど伊藤潤二の悲壮なオチの話みたい

ヴァージニア・マドセンが美人で美人でやたらと顔をアップにしたい気持ちが分かる そして燃え尽きる最後まで理性の光が目から失われない人だった ド修羅場で不倫相手の女に怒ってるときですら理性の人だった だから余計この人がこんなことになるのはおかしいと思ってしまってまた「かわいそう!!!」と憤慨してしまう

ジョーダン・ピールはこの物語をどう描くんだろう……楽しみだなあ……
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