このレビューはネタバレを含みます
クライヴ・バーカーの小説「禁じられた場所」が元ネタで、原作者が製作総指揮に入っていることからかなりの気合を感じる。
鏡に向かって5回「キャンディマン」と唱えると、背後に吐息を感じフックで股から脳天まで引き裂かれてしまうのだ!(なんでそんなことするの!)
上記の都市伝説設定を題材にしている。
噂の認知度が化物の具現と比例していて、現実感が増すほど浸食してくる。このキャンディマン妙に人間臭くて、あまり化物という感じはしない。そこがいいんだろう。
風貌は黒人紳士、短髪のフック船長である。
主役のヘレン(ヴァージニア・マドセン)を失神させ、わざわざ手に刃物を持たせ殺害を擦り付けてくる。化物が殺害を偽装してくるのは面白要素だった。
オチも古き良き感じでGOOD。