まるもっと

マッドマックスのまるもっとのレビュー・感想・評価

マッドマックス(1979年製作の映画)
3.0
「フュリオサ」鑑賞前に、一作目を初視聴。
恐ろしいまでに「あちら側に振り切った」作品。

悪事を働いた暴走族を特別警官の主人公マックスが取り締まるが、
その仕返しに、友人、家族が酷い目に合わされる。

悪鬼と化したマックスが問答無用で
暴走族を全員処刑する、
オーストラリア産の「必殺仕事人」。

ツッコミどころは満載だが、
この映画にツッコむ方が野暮ってもの。

初代ということもあり、世界観もまだ現実寄りで、
モヒカンで釘バットを持ち、
「ヒャッハー」と叫びながら迫る、狂った連中は出てこない。
(麻薬中毒によるハイテンション野郎は存在する)

ここからどんどん作品の「悪ノリ」がエスカレートし、
「怒りのデスロード」「フュリオサ」の様な
ディストピアを描いた作品に繋がるのだから、
人生なにが起こるか分からないものである。
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