世界観がヒャッハーな無法地帯でやりたい放題の集団とそれを取り締まる側の主人公たちの話。
ストーリーの前半は主人公の人間関係のヒューマンドラマで、主人公にとって家族の大事さを描いていて後半に必要なシーンであろうと思われるがテンポは良くない。後半には胸糞悪い場面もあり、最後のことを終えた主人公の表情からも、単純な勧善懲悪ですっきりした後味というものはなく、「やっと終わったか…」という感情が滲み出るラスト。
出てくる車やバイクを魅力的に見せて、狂っている行動をとる敵、敵も味方も大胆な行動に出るキャラクターというのが本作の魅力なのかなと思った。
