さらへび

夢売るふたりのさらへびのレビュー・感想・評価

夢売るふたり(2012年製作の映画)
4.0
「自分の足で道を作らないと、人生は不幸なことになるわよ」


期待、憧れ、嫉妬
悔しさ、惨めさ、羨ましさ

完璧な男じゃなくていい、ちょっとした夢を見せてあげるだけで。


料理にプライドのある板前なんだか
ただの詐欺師なんだか
夫を献身的に支える妻なのか
嫉妬に狂った犯罪者なのか

あやふやにいろんな面を抱えながら生きてる

同棲だからか、嫌なところが全部見える
わざとらしすぎるくらいに

終わり方は私にはピンと来なかったけど
ゾクゾクとする嫌な後味
さらへび

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