さらへびさんの映画レビュー・感想・評価

さらへび

さらへび

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.7

「いってらっしゃい」


新海誠は性に合わないってわかってたでしょ!
観るんじゃなかったの!

新海誠の作品は人間に魂が宿っていないと言うか、なんというか。
何でこんなに人気なのか全然意味わからなくて
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.3

日本語を忘れたくなる映画

無気力と孤独
異国での違和感と繋がり

ここでしか、出会えなかった2人と
誤訳された世界

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

マンマミーア!

そういえば彼ら、配管工だったんだね
私の青春スーパーマリオブラザーズが
こんなに楽しい映画になって嬉しい

ありがとうNintendo

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K 完全無修正版(1975年製作の映画)

3.6

「前か後ろかなんて問題じゃない、大事なのは体を合わせて同時に達すること。それが愛だ、めったに味わえるもんじゃない」

ジェーンが美しすぎた

そこには確かに愛があったとして、
どちらにも進むことができ
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

4.0

「自分の足で道を作らないと、人生は不幸なことになるわよ」


期待、憧れ、嫉妬
悔しさ、惨めさ、羨ましさ

完璧な男じゃなくていい、ちょっとした夢を見せてあげるだけで。


料理にプライドのある板前な
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

「さよならは言わない、また会おう。」

自然の中に生きる、旅を続けながら
出会いと別れを繰り返して

「いつか君もボーに会える」

雄大な自然の中で、ドキュメンタリーのように
流れる日々の生活

憧れ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.6

「シャバは空が広いちいいますよ」

リンチされたおじさんを助けてヒーローになれるのは、漫画の中だけ。
現実の世界ではそうはならない。

生きるのにまっすぐすぎる三上、
「瞬間湯沸騰湯沸かし器」

ヘラ
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.2

「さっぱりわからない」

うーん
うーーん

容疑者xの献身からガリレオシリーズは
見てるけど今作はいまいちハマらなかったなぁ

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

“ it’s biological”

日常の中に徐々に入り込む混沌
何か恐ろしいことが起こるようだけど、そばにいるのはみんな知ってる人。

子供時代を実際にベルファストで過ごした
監督にしか描けな
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リング(1998年製作の映画)

-

パロディじゃない貞子初めて見た
ジャパホラの名作

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

「あなたと話せて楽しかったわ、ありがとう」

言葉数が少なく、静かでゆっくり流れる映像の中を、ヒリヒリと突き刺す現実。

見ていて鳥肌が立ってしまった。

『自己責任』とは、どこまで指すのだろう。
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.1

「Get out」

ブラックホラーコメディとはまさに、、、

笑っていいのかいけないのか、微妙なラインの人種差別問題が渦巻く。

あまり詳しいわけでもないけれど、実際に数十年前までは当たり前の出来事
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来る(2018年製作の映画)

2.0

「来る」

これは、なに???
ホラー映画?????

豪華キャストで送るホラー映画風除霊エンターテイメント???

最近流行っていた「背筋」さんがカクヨムに投稿していた『近畿地方のある場所について』
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.1

「ナイナイ、またすぐ会いにくるからね」

死期が迫った時、本人に伝えるべきか否か。
私はどうして欲しいだろう、そしてどうすべきなのだろうか。

多分正解はないし間違いもない。

中国の文化、アメリカの
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.6

「お前は宝くじの当たり券を持ってんだ」


天から与えられた才能の持ち主が、それを利用できる環境にいるかどうかはまた別の話。

「俺が迎えに行ってもお前はある日突然出ないんだよ、それが理想」
なんて素
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

5.0

「乳首解放宣言」

白黒に映し出された映像は、現実味を帯びていない現実。

オシャレでスタイリッシュなのに、
シビアすぎる生活。

お菓子だけ食べているような、苦しさ。
こんなのいつまでも続くわけない
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.4

「Thank you Mommy 」

エスターがエスターになるまで…

エスターに頑張って欲しくなってしまう
何とも不思議なサイコスリラー

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

犯罪者ではあるが、悪人か?と聞かれると難しい

カルリートスは誰よりも自由に生き、
好きな人を永遠に自分のものにし、
大きな音に怯え、美しい顔で生きている。

色彩がきれいで
カルリートスの唇は鮮やか
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

「彼女は目がいいんです」

ケイコの人生と、それを映し出すフィルム

あぁ、これが本物の映画なんだなと心の中に入ってくる。

ゆきのちゃんがインタビューでフィルムの音を聞くのに集中することで、ケイコに
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.7

「あなた、誰なの?」

アイドルを辞めて女優を目指す未麻。
アイドルを続けたい虚構の未麻。
現実とリンクする『ダブルバインド』

何が現実なのかわからなくなっていく。
これはドラマの役なのか、現実なの
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.8

「うそーん」

夫の不倫を知ってしまった佐和子は、不倫漫画を描くことで復讐しようとする。

どんどん現実と漫画の区別がつかなくなっていくストーリー展開は観客も一緒に騙されていくようで面白かった。

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流浪の月(2022年製作の映画)

4.1

「ロリコンじゃなくても、生きてることは辛いことだらけだよ」

誘拐事件の被害者と加害者
事件とその後の人生
ずっと着いて回る過去、拭えない記憶
きっとこれは、ラブストーリーではない愛の話

映像の撮り
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

The guilty

緊急指令オペレーター室で行われるワンシチュエーションサスペンス。

主人公は1人、後は電話で全ての物語が進んでいく。

電話の声でしか状況がわからないが、現状がありありと想像
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.5

“Being your self “

思春期ニキビ、幼児さの残る体型、禿げたネイル、インスタグラムにスナップチャット。

YouTubeに投稿する動画には、なりたい自分を投影。まるでスナチャのフィル
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.8

「俺は環境の産物じゃない、環境がこの俺の産物なんだ」

悪い顔のジャックニコルソンを堪能できて最高でした。

偽警官と偽マフィア
どちらもヒヤヒヤして長尺だけど飽きがこない。

ラストはアウトレイジか
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.3

「俺はやめねぇよ」

前作の孤狼の血が面白くて続けて今作。
うーーーーーーーーーーーん
うーーーーーーーーん

確かに上林は怖いし、組の幹部らの無関心さとか、警察上層部の感じとかぽいな〜って思うけど、
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.4

「ほんまに広大でとるんか?」

ああああああああああ
かっけえええええええ!!!!

舞台が広島なのも良い
とても良い

アウトレイジの小日向さんとは大違い
ちゃんとした「マル暴」が見れます。

役所
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.3

「あなたは、誰ですか?」

河瀬直美監督の作品は光がとても綺麗。

子供を諦めた夫婦、不本意に妊娠してしまった少女。どちらの背景もしっかりと掘り下げて描いている。

美しかったはずの恋愛

ドキュメン
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

「歌ってる時、どんな感情になる?」

''Coda''
聴覚障害者の親に育てられた話せる子供

大自然の中、ハッピーバースデーを歌うルビーのシーンが美しすぎて泣いてしまった。

これは家族の愛の物語な
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.3

「バカに車を走らせるな」

最愛の妻を亡くし、仕事もクビになり、自殺を決意したオーヴェ。

トライする度に邪魔が入り、中々死ねない。
イライラしながらも隣人を助けるオーヴェ。
毎日妻のお墓にピンクのバ
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5

「俺の人生のリベンジだー!!!」


タイムリープヤンキー

見てて爽快で楽しい

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5

「君が、私に似ているからだよ」

レクター博士には、定期的に会いたくなってしまうよね

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