夢売るふたりの作品情報・感想・評価・動画配信

「夢売るふたり」に投稿された感想・評価

女性監督でコンスタントに映画作り出来る珍しい監督。前作「ディア・ドクター」で偽医者をクローズアップし、過疎地域の医療制度をコミカルに描いた快作だと思います。今回も結婚詐欺を女の視点から描きます。2時間超えの作品ですが結構見所も多く見応えもあるんですが、なんか違和感がある。特に何で結婚詐欺をしなきゃいけなかった必然性が今ひとつだ。ナレーションで題名にも通じるような由を語るんですが、なんか納得できない。しかも女性が提案する設定は、面白いが松たか子のほうがやったほうが引っ掛かりがいいんじゃないか。重量挙げの選手の件は、西川監督らしく女性目線で残酷だ。男の監督は、ここまでやると女性から不評を買うと思ってここまでやらないかもしれない。でもこの映画の見所としては、最高ですねこの重量挙げの女優さん。好評の前作からだったので、あまり話題にならなかったのは、残念な作品ですね。次回に期待がかかりますね。
為

為の感想・評価

3.3
話がキツい。
そんなにコロコロ、女心をもてあそべるか?
女をなめてない??

あと、急に涙を拭かれたり、女のケツ見ただけで、コロッと恋に落ちるかよ?!
なんか昭和臭。
松たか子のオナニーとナプキン付ける所は、ゆっくり見せすぎ。
これ見よがしに「サービスシーンです」としている感じ。

ただ、松の演技には驚かされた。
こんなにデキる人だったのね。

魅せるシーンもあったので★3以上を付けているが、
西川美和は割と男性目線の価値観な気がする。
なんか常に、薄ら不快感の漂う作品だった。
松たか子の演技すごすぎ
設定も面白くて主人公と共にどんどん泥沼にはまっていく感覚で観賞
ギョッとするシーンが多かった
鶴瓶の過去に仰天
Juliet

Julietの感想・評価

3.1
よかったけど、
なんで、
阿部サダヲが、
こんなに、モテるのか。。。。
記録。松さんとサダヲさんの思いが重なったりバラけていったりするのの繰り返しが人間臭くて、しかもそれって、画面から5割くらいしか西川さんはくれないので、残りの5割を推察しながら観るのが、こりゃまた楽し。
purichii

purichiiの感想・評価

4.0
「何ね?どうしたと?」
「ええ…何かだって
あまりにもじゃない」
「何で?だってお前が…」
「そうなんだけど
何か気の毒んなってきてから、あたし」
「誰が?あの人がか?」
「いやいやいや…」
「何…俺が?」
「だって、あれあんた大丈夫と?
いやさすがにさぁ
あたしが男でもちょっと…
いや、いい子よ」
「お前…よくそんなこと言えるね」
「何が」
「気の毒か?
お前の目に映ってる世界のほうが
よっぽど気の毒だよ」
yoshiquo

yoshiquoの感想・評価

4.4
阿部サダヲさんの基礎と外連味のバランスがすごい。ちゃんと役の中でふざけてて、はみ出しが無かった。からこそシリアスが活きる。お見事だった。
松たか子さんの前半と後半の役の移り変わりが分かりやすい娯楽として楽しい。愛情の方向が途中から見えづらくなっていくところとかは意識的に作ってるのかな、だとしたらちょっと凄すぎる。電話で演出加えていくシーンをは笑った。あっかんべーじゃなく笑わせられると悔しい。
鈴木砂羽さん、安藤玉恵さん、木村多江さん、田中麗奈さん等、脇を固める俳優陣も素晴らしいの一言。
ジョウ

ジョウの感想・評価

3.3
西川監督作品がとても好きですが、この作品は正直微妙。
序盤から中盤までは悪どい商売をして、女性達を騙していくのは面白かった。
中盤から終盤にかけて、どこか照準が1つに定まっていないような。
それも登場人物がかなり多いことが原因の一つかと。
松たか子さんのじっとり纏った女性オーラに圧倒されました。瞳の演技がすごいです。
unO

unOの感想・評価

3.5
念願だった小料理店を五周年を迎えた日に火事で失ってしまった里子と貫也の夫婦が、出来心からしてしまった貫也の浮気をきっかけに、失意にある女性の心に付け込んでの結婚詐欺に手を出すようになり、様々な女性たちを相手にした赤詐欺を繰り返すことで生じる計画のほころびや夫婦間の意識のずれを描く、西川美和監督作品です。

作品毎に異なる設定で「嘘を幾重にも積み重ねていくことでそれが本音すらも超越した奥底に至る物語」を描いてきた西川監督が、初めて女性を主人公に嘘の代名詞である「詐欺」を用いて複雑な夫婦関係にある何かの浮彫へ挑戦します。赤詐欺ゲーム展開で描く前半は西川作品でも最も娯楽性が高く何が起こるのかという高揚を感じさせます。

そんな高鳴りを見せる前半に対して後半はやや予定調和で息切れをしてしまう印象は否めないところですが、結婚詐欺という題材から来る不快感を松たか子と阿部サダヲの好感度の高いキャストで緩和し、結婚に恋愛を始めとする「女性の幸せ」を強要される社会にある様々な形の抑圧を捉えていて、脇を固める面々の魅力も十分な一作です。
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