夢売るふたりの作品情報・感想・評価・動画配信

「夢売るふたり」に投稿された感想・評価

ジョウ

ジョウの感想・評価

3.3
西川監督作品がとても好きですが、この作品は正直微妙。
序盤から中盤までは悪どい商売をして、女性達を騙していくのは面白かった。
中盤から終盤にかけて、どこか照準が1つに定まっていないような。
それも登場人物がかなり多いことも原因の一つかと。
松たか子さんのじっとり纏った女性オーラに圧倒されました。瞳の演技がすごいです。
unO

unOの感想・評価

3.5
念願だった小料理店を五周年を迎えた日に火事で失ってしまった里子と貫也の夫婦が、出来心からしてしまった貫也の浮気をきっかけに、失意にある女性の心に付け込んでの結婚詐欺に手を出すようになり、様々な女性たちを相手にした赤詐欺を繰り返すことで生じる計画のほころびや夫婦間の意識のずれを描く、西川美和監督作品です。

作品毎に異なる設定で「嘘を幾重にも積み重ねていくことでそれが本音すらも超越した奥底に至る物語」を描いてきた西川監督が、初めて女性を主人公に嘘の代名詞である「詐欺」を用いて複雑な夫婦関係にある何かの浮彫へ挑戦します。赤詐欺ゲーム展開で描く前半は西川作品でも最も娯楽性が高く何が起こるのかという高揚を感じさせます。

そんな高鳴りを見せる前半に対して後半はやや予定調和で息切れをしてしまう印象は否めないところですが、結婚詐欺という題材から来る不快感を松たか子と阿部サダヲの好感度の高いキャストで緩和し、結婚に恋愛を始めとする「女性の幸せ」を強要される社会にある様々な形の抑圧を捉えていて、脇を固める面々の魅力も十分な一作です。
西川監督の作品はどれも面白いですが、個人的にはこの作品はベストです。
ぼけっーと見ても楽しいし、深く見ると味わい深い。
最終的には被害者は居なかったのでは!?こうゆうお話しが好きです。
CANACO

CANACOの感想・評価

3.2
「蛇イチゴ」がほんのりと好きだったので鑑賞。

鑑賞の気分はあまりよくないので、万人には勧められない。幸せを求める気持ちはよくわかる。だから切ない。

もう少し彼女たちに救いがほしいな。松たか子さんの役の強さ、観察眼の鋭さ、したたかさを悪とは決めつけたくないけど。

阿部サダヲの、この優しくてだめな感じを好きになってしまう気持ちはわかる派。
aa

aaの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

小料理屋を営む夫婦が火事で全てを失う。結婚詐欺で女達から金を騙し取り新しい店の資金を作る。えぐかった。一人一人が自分のことしか考えられていない。人生とは、夫婦とは、男女とは。何にも結論が出せない。
『大丈夫やけん』

全然大丈夫ちゃうやん。
松たか子可愛いね。

悲しー話やでほんま。人間剥き出し。
里子ちゃん可愛そうだけど、サダヲ君の方が可愛そう。こーやって人を愛したフリするたびに、心が死んでいく。この夫婦可愛そう。もーめちゃくちゃ。堂島さん元ヤー公かよ。
好きな話ではなかったが、作品としてはちょっと印象に残っている。
DJりん

DJりんの感想・評価

3.2
リアリティありすぎて途中でちょっと気持ち悪くなる作品。
まず序盤の方はまあそりゃそうなっちゃうよな…というありきたりな流れでストーリーが進んでいくが途中からはそれがガラッと変わっていくという描き方は良かったと思う。
しかし何となく作品全体にパンチが無く蛇足と感じる部分も殆ど無いにも関わらず見ているのが苦痛に感じる部分が多々あった。
タイトル通りの「夢売るふたり」でそこは凄くいいのにだからこそ残念な部分が目立ってしまっていた。
人から夢を奪いその人が夢の為に使ってきたこれまでを奪い自分の夢を叶えようとする。
これでは自分の夢を叶える前に心が壊れてしまう様な気がするがこういった方法でお金を集めて夢を叶えようとする人も多分少なからずいるんだろうなと思った。
しかも松たか子も阿部サダヲもちゃんと演技上手いから笑える部分と重たくする部分の演じ分けがとても良かった。
けれどだからこそせっかくいいキャスと面白い発想があるのにも関わらずそれをあまり活かせていない感が否めなかった。
クリップしている方に見るのを止めはしないけどきっと見ていて苦痛に思う瞬間は訪れるはず。。と思った作品だった。
な

なの感想・評価

3.6
やっぱり阿部サダヲと松たか子の相性はピカイチ

結婚詐欺を働くけど悪人とは言い難いふたり
修復するタイミングはいくらでもあったのに
ずるずると悪い方向に
不器用で傷付け合う
松たか子の苦しみが積み重なっていく感じがとても良い
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