夢売るふたりの作品情報・感想・評価

夢売るふたり2012年製作の映画)

上映日:2012年09月08日

製作国:

上映時間:137分

3.4

「夢売るふたり」に投稿された感想・評価

や

やの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

フェードアウトがいいって思える作品なんてそうそうないよ。
想像を掻き立てさせられる、本当に西川美和監督作品は、そう。
家で見てると思わず声が出てる。うわーって。

最後の視線とか、もう、そこで終わることへの悲しさがすごくて。いつのまにかずっと見てられる、が、見てたかったになった。

これはもう一回見るしかないけど、しばらくは見れない。

事件にフォーカスではなく、
起こした側に視線を向けて、
そしてそれをとんでもなく日常みたいに、
あくまで素朴に描いていく、淡々と。
最強でした。

あと、カメラワークが魅力的。
エスカレーターのシーンとかもう素晴らしすぎて。

傑作。何より、松たか子。圧倒的です。
所謂「美人局」の物語。西川監督は小説も書くそうなのだが、人間模様の描写が非常に緻密で、話に見ごたえがあって良い。挙げるとキリがないが演出も凝っていて、店が燃える時のスロー、ビールの空き缶、エスカレーター、そよ風、手持ちカメラ等が良かった。あと、濡れ場のシーンが割と多かった気がするけど、男性監督と違いどこか生々しい印象を受けた。また、この映画を特集した本によると、ラストは二人が死んでしまう予定だったが、震災の影響もあって変更したらしい。正直、実際のラストの方が救いがあって、見やすくなったんじゃないかと思う。
まぁ

まぁの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

なぜだかヘビロテしてしまう映画。

犯罪を繰り返しているのに、平凡なふたりの佇まいに自然なことのような錯覚を覚える。
とりあえず開始2分くらいで唐突に濡れ場があってびっくりした。
様々な女性が登場したけど、全体を通して女性の逞しさと愚かしさが垣間見えた気がする。
生きてさえいれば……というのと、私がいなければこの人は……みたいなところ。
この主人公夫婦は、お店が焼けたあと妻がいなければ夫は立ち直るのにものすごく時間がかかっただろう。けど、妻がいることで結局は夫が人の道を踏み外すことになったので救いようがない。
松たか子さんの演技が良かった。
にけ

にけの感想・評価

3.4
ゆれるの衝撃依頼、毎回映画館に行っていたが、この作品でつきものが落ちた。(飽きた)
akihiko810

akihiko810の感想・評価

3.6
西川美和監督。キネ旬邦画12年10位。
小料理店を営む夫婦が火事で店を失い、再び店を構えるという夢を叶えるために独身女性をターゲットに結婚詐欺を繰り返す。
本作はコメディ色が若干あるのですんなり見れた。松たか子が主導して結婚詐欺を繰り返す姿は狂気を感じる。
松たか子の自慰姿が本作のメイン。あとは普通の良作。
被害者女性たちの生きざまがところどころ挿入されているのが、映画としてうまい
adam

adamの感想・評価

4.1
松たか子がすごい
めちゃくちゃハマり役でした
ところどころポップなのにドロドロしてるところはドロドロ

あの映画はウエイトリフティングの人が出てくるところに救いがあった

清く正しく生きたい
yukinchi

yukinchiの感想・評価

4.4
西川監督作品は、どれも素晴らしいですね。
小生はしたたかな女性ものが好きなので、これが一番だったかも。
阿部さんと松さんはもちろんですが、端役の方々もそれぞれに深く、蟻の巣のようにつながっていく人間模様。
女性のそういう話だと痛々しいのに、男性だとどこか痛快なのは何故だろう(´ι _`  )

阿部さんは絶妙なラインですよね。ルックスはそこそこでも、男性なら確かにあの手で通用するなと。
女性はその点、ルックスが絶対条件だから笑えないのかしら。

“どうやったって憎めない男”というイメージが、この作品で裏打ちされましたね。
My Favorite サダヲです(笑)✴


松さん演じる里子は、恐いという声も多いですが、自分で自分の首を絞めた感が強かったですね。本当は、唯一の宝物を守りたかたっただけなのに。
気が付けば目の前に道が消えていたという、憐れな女。
終盤、鈴木砂羽が会釈する表情も絶妙でした。

夫婦とも身から出た錆なんだけど、結局どちらがマシな人生なのかは、意見が分かれるところかと。


ウェイトリフティングの女性の辺りから、ぐっと現実味が増します。ちょい役に至るまで豪華すぎる役者陣の中、あのキャラクターは際立ってましたね。
騙すのに、素人が手出していい領域を見極めるべきだったんだな。

比較的すっきりしたのは、田中麗奈の役処でしょうか。
最後まで展開が読めず、集中力を持続させてくれるストーリーも秀逸でした。



西川監督による、因果応報の理(ことわり)を示された本作。

誰のものでもないこの人生は、自分で落とし前つけていかんとな(´ー`)
ryodan

ryodanの感想・評価

4.6
2016-03-31

西川美和監督作。
重い重い作品でした。
松たか子主演。
ダンナには多額の詐欺をさせて、自分はラーメン屋の低い時給で働く。そこがすごく不思議で。二人で次々詐欺をして、店の出店金を荒稼ぎしていく。女性が女性を描くと、こうも残酷になるものかとビックリ。話の転がり方が、信じられないほど滑らか。さぁ、始まりますってのが、普通なんだけどね。社会の底辺にいる人達がさらに下の人達を食い物にする。この縮図が分かっている監督。眼差しが冷徹ですね。途中、見るに堪えなくなって一回休憩入れました。後半の話のまとめ方がよかった。最後の松さんの顔のアップ。思わせぶりで余韻タップリ。
S

Sの感想・評価

3.0
狂人にみえる妻のほうが人間味があってすきだった
松たか子さんすごいな
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