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チーム・バチスタの栄光のoden8のレビュー・感想・評価

チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)
3.3
観る順番間違えたなぁ…。
タイムリープの仕方を研究せなあかんレベルで…。

この吉川晃司さんは…桐生先生にハマっていたのか、いないのか微妙なラインだなぁ。
天才外科医のガタイじゃねぇ〜よ〜い。
一時期、BOØWYにはお耳がお世話になってたので感情移入せずにはいらないけど…。

池内くんも大好きだったけど…ドラマ版の大輔はんの怪演が印象的過ぎて…些か物足りなさを覚えるよねん。

阿部ちゃんの性格の捻くれ具合は最高。
うどんをおかずにそば食うヤツが、こなに似合う俳優さんはそうそういないはず。

"チーム・バチスタの栄光"に関しては、ドラマ版の方にやや軍配といった感じでしょうか。
栄光の七人の抱えるそれぞれの闇の描かれ方が…ドラマだと時間をかけれる分、丁寧に描かれている。それにより、桐生先生と鳴海先生の関係性にドデカイ感動が生じる。
この作品の最大の魅力でもある"医療サスペンス"の要素も然り。

映画の限られた枠の中で、複合的な魅力を存分に発揮するのはなかなか至難の業ではあったのかも。
印象的には、作品の雰囲気がややライト級なのよね。
それでも、映画版を始めに観ていたら満足感を得られていた可能性は多いにある作品。

桐生先生を観ていると…
与えられた才能、努力で勝ち得た才能、己が背負った因果。それら持ってるが故の責任とプレッシャーに臆することなく、命を救うことに対する執着と情熱。
これは、"自分の技量を誇示する為"とごっちゃになりがちだけど…
その葛藤も含めて、彼のとってきた行動に心が揺さぶられてしまう。

"悪魔の様な幻想に溺れているだけだ"
by 性格チョイ悪オヤジ 白鳥さん
これは鳴海先生に放った言葉やけど…お耳と心が痛いよねぇ…。追い求めてばかりやと、気付いたら"ここはドコだ!??"は往々にしてあるものね。

最後に、やっぱり國村さんの存在感がどの作品でも際立ってるわぁ〜と感じちゃうよねん🙉💕オジサマナラデハノイロケガパネ~www

cast(役者·キャラ) 3.5
story(物語) 3.5 
architecture(構成) 3.5
Picture(画) 3
acoustic (音) 3
22-313
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