Jules

二十四の瞳のJulesのレビュー・感想・評価

二十四の瞳(1954年製作の映画)
3.8
12人の生徒一人一人の希望に満ちた瞳を見ているからこそ、その後の世間の厳しさ、戦争の悲惨さに巻き込まれていく展開がつらい。同窓会のシーン、、😢
これはもちろん反戦映画ではあるんだけど、戦争を実際に経験した当時の日本人にとってカタルシス的な映画でもあったのかなって思った。父や兄弟、息子をなくした人々がたくさんいて皆つらい思いをしているけど、なんとかして生きていがなければならないという前向きさも感じられた。
若干中だるみした感じはあったけど、最後まで見たら良い映画だったなぁって思った。
Jules

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