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二十四の瞳のもものレビュー・感想・評価

二十四の瞳(1954年製作の映画)
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この作品に点数はつけられないなぁ。
純粋無垢な島の子供達が本当に可愛くて可愛くて!最初のうちは微笑ましく、温かい気持ちに包まれ観ていた。が、家の事情で将来の夢を自由に選べない子供、ついには、戦争という恐ろしい影が全ての子供達の笑顔を奪ってしまう・・・。戦争のシーンは無くとも、犠牲になった子供達のことを思うと、辛く悲しく、胸を締め付けられる思いだった。

全編を通して唱歌や童謡がやさしく寄り添い、気持ちをなだめたり、揺さぶったりして、印象深い作品の一つになった。中でも『浜辺の歌』は、亡き母がよく歌っていたなぁと懐かしさに心が揺れた。
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