井出

二十四の瞳の井出のネタバレレビュー・内容・結末

二十四の瞳(1954年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

仰げば尊しがオープニングってもう泣くことは間違いない
ロールのバックがきれいな水面
監督、脚色木下じゃないんだね、脚色、監督木下なんだね、最高
この時代のロケはただの重要文化財
絵と奥行きがやばい、ほどよい引き
それに子どもたちの歌のせてくるからもう、
BGMふるさとって贅沢
笠さんでてる
セリフとか言葉もいい、モダン、ハイカラ
板打ってる、教育学の史料にもなる
無視で教室でのふるまいを教える
風景がいちいちきれい
「天皇」の授業、三十年代の、御真影=天皇
桜、菜の花のなかの無邪気な子どもたち、この景色が十年後には見られなくなるんだね
嫌なことがあっても結局子どもはかわいいんだよ、いいな教師
この二十四の瞳を絶対に穢してはならない、そのとおりだよ、習字の添削のシーン号泣
子どもたちが先生のために走るシーン泣けすぎる
嵐と危険の前触れ、葉の落ちた木々、肩を落とす子
先生に会いに行こうだってさ泣
知ってる曲ばかり
ただただ涙がとまらない、嗚咽
初めてのおつかい好きは見たら体の水分全部なくなる
急な無音、不穏な空気
ゆりの弁当箱
アカ、くさのたね、男手一つ、よくできた話だよ
金毘羅宮だ、変わんねえ
まっちゃん泣
女性の社会進出、家父長制の崩壊
格差の連鎖、文化的再生産
現実が甘くなさすぎる、子どもたちの将来、教師の存在意義
戦争、辛すぎる、教え子は戦争に
唱歌を無表情で歌う子どもたち
この映画見たら左翼になるとか思っちゃうけど、そんなんだったら右翼とか左翼とかそんな言葉いらない
8/15、からの籠、収獲なし、老人が去っていく
不幸の連続
高峰秀子すげえ
自転車爆泣
涙とまんない
北のカナリアたちはこれも意識してんのかな
個人的に大好き
井出

井出