『永い言い訳』がそこまでハマらず、『すばらしき世界』を観てもう1本観てみようと観たこれが好きだったので他のも観てみようと思う。
宮迫が主人公なの?かエンドロールで最初に出てきてなるほどとなった。
タイトル回収も含めてうまい。
つみきみほさんめちゃくちゃ美人なのにそこまで売れてない?のが残念だ…。
そして自分は基本的に妹なスタンスなのにそこを守りきれずに兄になる狡さがあるなぁと観ながら自分のことが嫌になった。
でもやっぱり嘘つきは嫌いだ。
堂々と嫌いだと言えるようになりたいと思いつつ、度々必要な嘘という言葉についても考えてしまう。社会で生きるの難しい。
最後の兄の笑みと妹の驚きにも通ずる。
『すばらしき世界』の彼と違い、善悪の判断がコモンセンスと一致している上での振る舞いというものに対する処遇って難しい。一致していなければそもそも一致していない要因(精神疾患なり)を考えるけど一致している場合の当人の振る舞いって見えている部分で安易に判断しえるんだろうか…するのが司法国家なんだけど。難しい。もっと法学勉強したい。
とても面白い映画だった。笑えると言う意味ではなく。