クリムゾンキング

浮き雲のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

浮き雲(1996年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

旦那は路線バスの路線削減でリストラされ妻は老舗レストランが買収閉店するので職を失う、そして色々仕事するけどなかなかうまくいかない!

メリケンの映画みたいに賭けで大儲けできたり税務署が見逃してくれたりとかそういう展開はなく、あくまで淡々と貧困層の様子が映し出されていく。
だけど淡々としてるからこそ発する生活音だったり会話だったりがなかなか気持ちいい。

そして「街のあかり」だとものすごく不幸の連続でどうなるん?と思ったけどこの作品の場合は最後わかる形で明るい未来のような終わりになるのでそういう意味でも見ていていい余韻の作品だった。