68本目
不況によりリストラされた2人の夫婦。職を失い中々次の職も決まらない悲惨なのにアキ・カウリスマキ監督らしい苦境に立たされた人の強さをシュールにコミカルに描く。今までカウリスマキ監督の作品は…
人生でこんなタイミングはあるし、最近それを抜け出したばかりだから、心の中で頷きながら、心を締め付けられながら見た。そして最後は報われそうで、それもよかった。
虚無感とか絶望とか、どうしようもないのが…
敗者三部作の1作目
カウリスマキ監督は貧乏な人を取り扱った作品が多く、ほとんどが救いようのない終わり方なのだが、今作はハッピーエンドで心が救われた
不幸な出来事が立て続けに起こり、幸せだった日常が…
労働者階級にとって、自身の生活が困窮していることを真っ先に肌身で感じさせるものは、容貌の変化や上着などではなく、足元である。このことは、少女の履き潰した靴のショットを挿入することでその生活の困窮ぶり…
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