人生これからさ
絶望ばかりの夫婦、なのにどうしても明るい言葉に励まされる。
暗い世界でタバコの煙だけがふわふわと画面を上っていく。
救いがあるかどうかは辛い結果の先にではなく、人生の捉え方にあるの…
フィンランドの映画作家アキ・カウリスマキ監督作の初鑑賞。
本作は同監督作品の「敗者三部作」の第1作目と位置付けられているものだそう。ストーリーとしては、中年夫婦がそれぞれ失業することになってしまい…
酔っ払いが盃を煽る瞬間や拳を振り下ろす動作といった感情を誘導する運動を可能な限り排除しているのがいい。過度な表現がないから新オーナーのふてぶてしさや職安の嫌らしい態度が作品を負の方に引っ張っていっ…
>>続きを読むこれは………、泣くしかありません。🥲
愛すべき名俳優マッティ・ペロンパー。彼が亡くなった後のカウリスマキ作品第一作目。
カウリスマキにとっては、きっと大きな転機になった作品だろうと思う。彼の存在感…
見ていたと勘違いしていた。
枯れ葉と同じトーンで、どうしようもなく貧しいし、何で生きているのかって思う。
でも、ふざけていて、お洒落。
こういう類の映画ってあるけど、ズドーンと突き抜けてますね。ず…
カウリスマキ〝敗者三部作〟
「浮き雲」(1996)
「過去のない男」(2002)
「街のあかり」(2006)
の中で
この「浮き雲」が一番好き❗️
カティ・オルティネン姐さんが
最高に素晴らしい
…
夫婦同時にリストラされてしまい、その後も不幸続きのどん底から這い上がる人々の話。とは言え「這い上がってやる…!! 」という程の熱量はなく感情表現は最小限でむしろリアル。夫は健康診断の結果が芳しくなく…
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