浮き雲の作品情報・感想・評価

「浮き雲」に投稿された感想・評価

sa

saの感想・評価

3.8
不況で職を失った夫婦のはなし
なかなか職が見つからず、先の見えない二人に胸が痛くなったけど
必ず陽はまた昇る、と伝えるような温かいラストがよかった
Aika

Aikaの感想・評価

4.0
不況のため共に職を失った夫婦。
どんどん悪化していく状況。
そこに突然ともる小さな灯。

これくらいで十分。
どんなに小さな灯でも、あの夫婦ならその暖かさにちょっぴり頬を緩め、周りすら照らすはず。

実直な人ほど辛い目に合う世界なんて、現実でもう十分。
映画の中でまでそんなの観たくない。
心が疲れるとそう思う。

カウリスマキ監督の現実とファンタジーの合間のような作品を観てると、ぺしゃんこになった心もふっくらして、もう少し頑張ろうかな…と思える。

運命に無理に逆らわず、時には力を抜いて浮き雲のように。そんなに悪いことばかりは続かないから。

パートナーが大失態を犯しても、何も言わずにそっと手を握るような女性に私もなりたいなぁ。
嫌なことがたくさん起こりますが、最後はとてもよい終わり方をして、観ている人を安心させます。なんとかなりますよ、たぶん。
ロッキーのようにドリームは手にしないけども、最後はスカッとする
当時の境遇からか皆 基本無表情なんだけど、物語の大きな変化が起こった時に、喜怒哀楽が顔に現れるのがいい
その緩急に心が動かされました
Kirisshy88

Kirisshy88の感想・評価

2.4
『真夜中の虹』では冤罪に近い形で拘置所生活に陥った男たち、『浮き雲』では失業後に就業と金策に苦悩する夫婦など、不本意に社会から落後した?人々の鬱屈をリアリスティックに描いたプロレタリアート映画である。
登場人物たちの不器用さと場当たり的行動に、観ている側が苛立つ閉塞感と不安感を感じる半面、作品の最後に希望の光とも言える展開が僅かに描かれており、その対比が効果的で作品になっているように感じられる。
個人的には解りきった日常生活の各シーンが長く、間延びして退屈であり、この監督の作品は自分の速度に合わないため総じて苦手である。半分の時間でも十分に味わえる作品群だが、こうした点は好みによるだろう。
アキ・カウリスマキ監督が描く「ささやかな幸せ物語」。

ヘルシンキのレストラン=ドゥブロヴニクで給仕長イロナ(カティ・オウティネン)は、路面電車運転手の夫ラウリ(カリ・ヴァーナネン)と二人で、質素で幸せに暮らしていた。
だが、不況になってきて、職を失ったりするのだが……

カウリスマキらしいフィンランドの色彩美しい映像で描かれた市井の庶民の幸せ。
なかなか味のある佳作だった。
はたぴ

はたぴの感想・評価

4.7
こんな夫婦憧れる
素晴らしい生き方

言葉が少なくて殆ど無表情なのに
愛と信頼の強さとっても伝わった。
監督すごい
GvwpzjxU01

GvwpzjxU01の感想・評価

4.0
つらいことばっかり、観ててしんどいの、わたしも全然上手くいかない。
映画だからってうまい話ばかりでないのね
うさぎ

うさぎの感想・評価

4.9
アキ・カウリスマキの作品は洗練されているんですが、それを感じさせないようになっています。努力の跡というか神経質に作ったカンジがまったくありません。アキ・カウリスマキの映画は陶器に似てます。ろくろではなく、てびねりのあたたかみがあります。アキ・カウリスマキの映画を観て懐かしく感じるのはそのせいなのかもしれませんね。なんというか、心のふるさとに触れられる感覚があります。
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