LEE

孫文の義士団のLEEのレビュー・感想・評価

孫文の義士団(2009年製作の映画)
4.2
久々に鑑賞
昔見た時はあまりキャストを知らなかったんだけど、今見るとこれがとんでもない豪華キャストでそれを探して見ているだけでも楽しい作品だった



ストーリーの流れはローグワンに似た感じで目標のために命をかけて戦うというもの(こっちの方が先だけど
それで前半は登場人物たちの戦う理由などの説明に当てられアクションがあまりない我慢の時間帯ではあるんだけど、ドラマがしっかりしているためそこも苦ではなくじっくりと見れた
そして後半は前半に溜め込んだものが一気に爆発!アクションの連続で楽しいし、各々のキャラクターの見せ場もしっかりあって見もの
ラストは結構あっさり終わるんだけど、これだけの長尺の映画なのでダラダラと後日談を描くより、これぐらいの方がいいよななんて思ったりもした



アクションはメイキングで言われてたように登場人物に合わせた様々なものが使われている
それでもなんとなく全体のアクションの基本的な雰囲気は統一されているような感じはするんだけど、ドニーさんの部分だけは総合格闘家のカンリーが相手なこともあってかガラッと雰囲気が変わっている
正直ドニーさんが警察だからといって現代的すぎるアクションではないかとは思うけど(浮いてる感は若干ある)、ここのシーンだけ切り抜いたら面白いので評価に非常に困る笑
トンワイが作ったアクションに満足できずドニーさんらがアクションを作り直したという話も聞くので、トンワイバージョンも見てみたいななんて思ったりもした
それとシンユー、フィリップン、杜宇航が実は暗殺部隊役で出てて、彼らとのガッツリ対決を見たかったななんて思ったりもしたり


普段香港映画を見ないような人にでもオススメできるアクション、ドラマ共にしっかりとした一本
オススメです
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